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ROUILLE

こんにちは、サービス部の大群です。

今回はちょっと珍しいもののご紹介をさせていただきます。

これ、何だかお分かりになりますか?

写真①.JPG

 これは燃料タンクの中の写真です。

今は少なくなりましたが、金属製の燃料タンクを使用している車両で、

内側が腐食してしまった状態です。タンクで発生した錆が燃料ポンプにも

移っていました。さらには燃料フィルターやインジェクタ―にも到達し

目詰まりが発生し、エンストしてしまいました。今回はタンクの腐食が

かなり進行していた為タンク本体と燃料ポンプ、燃料フィルターは交換を、

配管とインジェクタ―の清掃をさせていただきました。

写真②.JPG

さらに、今後の対策として燃料タンク内側を防錆処理し、

樹脂コーティングをさせていただきしました。これで表面は

プラスチックのようなツルツルの仕上がりになり、

もう錆びることはありません!!

写真③.JPG

写真④.JPG

実はこの車両、内外装共に抜群のコンディションのクラシック

MINIでして、オーナー様がとても大切に乗られています。

しかし、あまりにも走行距離が少ない為、燃料が劣化し、タンク内の

湿気も相まってこのような状態になってしまったようです。

今更ながらもっと早くに燃料タンクのコーティングをご案内できて

いれば、とも思いました。反省です。これからもしっかりと

メンテナンスのお手伝いをさせていただこうと思います。今回の

コーティング、気になる方はご相談ください。

 ところで、今回の「錆び」は結構インパクトがありますが、最近の

もともと樹脂製の燃料タンクがついている車両も油断は禁物です!

もちろん直接燃料タンクが錆びてしまう事はありませんが、燃料の

循環が少なすぎると燃料が劣化し、インジェークターの詰まり等を

引き起こし、エンジンチェックランプ点灯なんてこともあり得ます。

コンディション維持の為には適度なドライブも車にとって必要なようです。

早速、週末はドライブに行ってみませんか?

皆様も気になる所は一度ご相談ください、何か良いアドバイスが

出来るかもしれません。また、点検や、車検の時にはメンテナンス

アドバイスとしてご案内させていただくこともありますので、

その時はよろしくお願い致します。

それではまた来週!!

メーカーHPへのアクセスはこちらから!!

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