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定期点検と予防整備

皆様いかがおすごしでしょうか? メカニックの山田です。

今回は最近実施した作業を例に点検の重要性とそれにともなう予防整備について紹介させていただこうと思います。

まず最初に206CCのクランクプーリーの交換です。

このクランクプーリーという部品はエンジンの回転をエアコンやパワステ等のベルトに伝える部品で部品の内部に緩衝用のゴムが入っています。 

IMG_3231.JPGのサムネイル画像

今回は写真の右のようにゴムが劣化し切れてしまったことで駆動力が伝えられなくなりパワステやエアコンが効かなくなりました。

 

次は水漏れの修理です。

この作業はサーモハウジングという部品からの水漏れが発生したためハウジング本体とそれにつながるホースの交換をしています。

サーモハウジングという部品はこの内部で弁の開閉をしてラジエターへの水の流れを変えてエンジンの冷却を制御する部分になります。

DSCF2291.JPGのサムネイル画像

写真の右のホースの根本を見ていただくと少し緑色の粉のようなものが付いているのが見えるかと思います。これが冷却水が漏れエンジンの熱で蒸発し結晶化した物です。

ホースのみではなくサーモハウジング本体まで交換した理由はエンジンの熱による樹脂部分の劣化による割れ等の恐れがあったため、今後トラブルを未然に防ぐために交換をしました。

 

最初に紹介したクランクプーリは点検等でゴムの状態をチェックすることで未然に防げるものです。

サーモハウジングのように予防整備が提案できるので定期点検は重要な意味があります。

事前にトラブルを防ぐことで次に発生する大きなトラブルを防ぐことが可能です。

 

今回のように私共がお車を隅々までチェックし不具合のある部分の早期発見と対策の提案し安心してお車に乗れるように整備させていただいております。

今後安心してお車に乗っていただくためにも点検や整備は私共にお任せください!

 

 

 

 

 

 

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