皆様こんにちは。
ポルシェセンターメカニックの久我です。

今回はポルシェのブレーキシステムについての豆知識を１つご紹介致します。

ブレーキシステムには主に

タイヤと共に回転するブレーキディスク、

そしてその回転を抑え、停止させるブレーキパットの２つの部品によっ安全に車両を停止させることができます。

そのためブレーキパッドにはかなりの負荷がかかっており、

長く乗っていると摩耗し、運転席のメーター内にブレーキシステムの警告灯が点灯された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

警告灯が点灯した際にはブレーキパッドの交換が必要となります。
そしてブレーキディスクにも同様に、かなりの負荷がかかっているため、

ブレーキディスクも摩耗し、交換が必要になる場合がございます。

しかしブレーキディスクはブレーキパッドと違い、

ブレーキディスクが摩耗していても交換を知らせる警告灯が付かず、

写真のようにブレーキディスクに段差が出来てしまい、ブレーキ時に異音や振動の原因になってしまいます。


そのため、ポルシェセンター熊本では12ヶ月点検又は車検点検の際に

ブレーキパッドの点検と共にブレーキディスクの点検を実施しております。

こちらは交換後の新しいブレーキディスクの写真になります。



このように新しいブレーキディスクに交換頂きますと、さらに安全な運転が出来る様になっております。

走行距離が多い方、ブレーキ時に異音がする等、気になる点がございましたらお気軽にお申し付け下さい。