皆様こんにちは。

ポルシェセンター熊本メカニックの久我です。

本日はスピードセンサーという部品についてご紹介させていただきます 。

まず、スピードセンサーとは

自動車の速度を磁気の力でホイールの回転を計測し、

スピードメーターに速度信号を送るセンサーです 。

仕組みとしましては、

回転部分が凹凸になっており、センサーの先端部分が凹凸による距離が変わることで磁気が変化し、

速度信号となりメーターパネルへと信号を送るという仕組みとなっております。

写真の通り小さな部品が各ホイールの取り付け部に１つずつ取り付けてあり、

ホイールの回転を測定し、自動車の速度をメーターパネルに表示させています。

またスピードセンサーからの入力信号は

PSM(横滑り防止装置)へ左右のホイールの回転を回転差の信号として常に入力がされており、

スピードセンサーが１つでも不良になると、PSMの警告灯が点灯、PSMが制御されるため安全装置が作動し、

アクセルを踏んでも進まない様に制御されます。

それにより横滑りせず安全に停止できる様になっております。

お車に乗られている際、気になる点がございましたらお気軽にお声がけください。