皆様こんにちは。

ポルシェセンター熊本の久我です。

本日はリアアクスルステアリングについてご紹介させていただきます。

基本的に車は前輪で操舵し右に曲がる、左に曲がる等の動きを致しますが、リアアクスルステアリングはさらに小回りが効く様にサポートする機能となっております。

機能としましては走行状況に応じて、ステアリングを切ったときに前輪と連動して後輪も舵を切るというものになります。

速度が、50km/h以下の場合はフロントアクスルと同一方向にリアアクスルを動かし、高速道路上における高速レーンチェンジがよりスムーズかつ安全に行うことができます。

速度が80km/hを超えるとフロントアクスルと逆方向にリアアクスルを動かし、サーキット走行でのコーナリング性能を大幅に向上させることが出来ます。

また、リアアクスルステアリングによって、新型 911 Turbo のニュルブルクリンクのノルドシュ ライフェにおけるラップ タイムは約 3 秒短縮されています。

障害物回避テスト(110m) やスラローム テスト(36m)においても、リアアクスルステアリングにより平均速度を大幅に高めることができるというデータもあり、安全かつサーキット走行でも効果のある機能となっております。

走行時では動画のご準備ができかねますので、作動点検時の動画となりますが、動きとしましては走行状況に応じてこの様な作動をしております。　

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今後とも気になるシステム等がございましたらお気軽にお声掛けください。