こんにちは！サービスフロントの本山です。今回は車の走る、曲がる、止まる、について特に関係が深いタイヤについてご説明したいと思います。一口にタイヤといっても、さまざまな種類があり、それぞれに長所が有ります。

まずは、最も装着率の高い、いわゆる普通のタイヤ、ラジアルタイヤについてご説明します。ラジアルタイヤは各メーカーごとに、乗り心地、燃費、路面が乾いているときのグリップ力、濡れている時のグリップ力、スポーツ性能、静粛性などをテーマに開発されており、銘柄によって、長所が異なっています。例えば燃費重視のタイヤの場合、転がりの抵抗を極力抑えて開発されています。また、燃費にはタイヤの空気圧も大きくかかわっており、自転車をこぐ時、空気が減っているとこぐのが大変ですが、しっかりと空気が入っていれば、スムーズにこぐことが出来るのと同じように、転がり抵抗の少ないタイヤは燃費がいいんです。お車の性格に合わせたタイヤ選びも重要です。

次に、ちょっと特殊なタイヤ、ランフラットタイヤについてご説明します。ランフラットタイヤは、通常のラジアルタイヤと比べて、タイヤの横側のゴムが非常に固く作られており、万が一パンクをしてもそのまましばらく走行が可能です。最寄の整備工場まで走っていくことが出来ます。ラジアルタイヤの場合はタイヤが潰れてしまうので、走行が出来ません。スペアタイヤへの交換もしくはパンク修理が必要となり、手間が掛かります。但し、ランフラットタイヤは通常のタイヤに比べると割高で、乗り心地も固くなってしまいます。

競技用のタイヤ
さらに特殊なタイヤ、レーシングタイヤについてご説明いたします。写真は使用前のタイヤの写真です。ある程度暖めてあげると性能を発揮しますが、冷えすぎても暑すぎても本来の性能を発揮出来ない設計になっています。写真のレーシングタイヤはつるつるです。