皆様こんにちは。

ポルシェセンター熊本メカニックの久我です。

本日はポルシェの四輪駆動システムのトランスファーという部品についてご紹介させていただきます。

トランスファーとは主にカイエンやマカン等のSUVタイプのモデルに搭載されており、

車両の前方にエンジンがあるため、エンジンからの動力をトランスファーを通して、

フロントタイヤとリアタイヤに伝える役目をしております。

仕組みとしましては

エンジン→トランスミッション→トランスファー→フロントタイヤ及びリアタイヤという流れとなっております。

写真のように

トランスファーからはカルダンシャフトと呼ばれる黒い筒状のシャフトを通して

フロントタイヤ及びリアタイヤに動力を伝えております。

またこのトランスファーの動きが悪くなると低速状態や、ハンドルを切って旋回した際に車両がガクガク振動してしまう事があります。

お客様の中でもこの様な不具合を感じられ、

当店へ入庫頂いた方もいらっしゃるかと思いますが、

その際にはしっかり故障診断を実施した上で交換や修理など適切な作業を実施させて頂いております。

この様なケースでは無くても何か気になる点がございましたらお気軽にご来店をお待ちしております。